ビジネスシューズの選び方

初めての就職の際などに、どんな靴を履けば良いのか迷ってしまう方も少なくないのではないかと思いますが、革靴の専門家が、色選びのコツから、タイプ別の形の解説、押さえておきたいビジネスシューズのマナーなどをまとめましたので、ぜひビジネスシューズ選びの参考にしてください。

ビジネスシューズの色選び

一般的にビジネスシューズとは、スーツに合わせて履く革靴のことを指します。

大抵の職種で通勤に使うスーツといえば「黒」「紺」「グレー」などの落ち着いた色を選ぶケースが多いため、自ずと靴の色も「黒」「茶色」などが定番です。

その中でも、あると困らないのが黒。

黒の革靴であれば大抵の色のスーツに合うため、まず最初の一足を買う際に迷っているのであれば、黒を選べば失敗は少ないと言えます。

茶色系の靴は、人気高いのネイビーやグレーのスーツとの相性が良く、2足目におさえておくとオシャレの幅がグッと広がります。

もちろん上記に記載したのは、あくまでも「定番」であり、それ以外の色もNGということはないのですが、ビジネスシーンにおいて、あまりにも派手すぎる色や柄は、相手に与える印象に大きく影響があるため、TOPを考えた色選びが大切です。

ビジネスシューズの形について

形は大きく分けて、
①先が丸い「ラウンドトゥ」
②先が長い「ロングノーズ」
の二つがあります。

長く愛用したい方であれば、くせのないクラシカルなラウンドトゥを、色気・雰囲気のある形が好きな方であればロングノーズを選ぶと良いでしょう。

ちなみにラウンドトゥはイギリスの革靴に多く、スクエアトゥはイタリアの革靴に多い傾向にありますが、どのような形を選ぶにせよビジネスシューズの場合は紐付きを用意しておくとよいでしょう。

押さえておきたいビジネスシューズのマナー

①スーツに合わせる革靴は紐靴
②形はストレートチップ・プレーントゥ
③色は黒または、濃いめか明るめの茶色

グレーやダークネイビーのスーツであれば黒の靴。ネイビー・グレーのスーツであれば茶色系の靴を選ぶと相性が良いです。

また、靴下は基本的に靴と同色系で揃え、全体の統一感を出すのもポイントです。

そして、靴だけでなく気を付けたいのがスーツの足元。

スラックス(パンツ)の長さは一般的に、靴を履いた時の裾がヒールの上から3～4㎝(標準の参考)。靴下の長さは、座った時に素肌は見えない長さにするなどをおさえることで、しっかりとした印象を与えることができます。

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